ハルクホーガンとの思い出 Memories with Hulk Hogan ホルクホーガン、有難う

Koco Sports

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ハルクホーガンが本日死去してしまいました。

上の写真に写っているのは若かりし僕。
彼と直接出会えて、一緒に働いて作った思い出はかけがえのないものです。
いつも優しく接してくれて、本当に有難う。

正直、変な気分です。
子供の頃は彼のことはレスラーとして好きではなかったのですが、徒歩1時間くらいで会える距離にお互い住んでいました。

「常勝」だった彼のレスリングをつまらなく思い、ファンではなかったのを覚えています。

当時はプロレスリングはスポーツとして認識されており、レスリングの対戦結果が最初から決まっていたという事実を信じられていない若いデイブ・ココがいました。
大人たちがどんなに対戦結果が決まっていると教えてくれても、「事前に決まってるなら、そもそも対戦の意味がないじゃん!」と信じていませんでした。

覚えているのは「アンドレ・ザ・ジャイアント」とハルクホーガンのマッチ。
この対戦のおかげで、プロレスリングは勝ち・負けで測るスポーツではないと悟った時でした。

働ける年頃になってハルクと一緒に働けるようになった時は、いつも面倒を見てくれたのもしっかりと覚えています。

ハルクホーガンは聖人君子ではありませんでしたが、彼の人生は波瀾万丈で、底の底から何度も蘇ってきていました。
賢い・良い判断とは言えない選択もしてきた人ですが、それも人。しかも彼は普通とは言えない人生を歩んできた人間です。
それでも、自分に対して優しく接してくれた姿も確かにあった事実で、決して忘れることはありません。

プロレスを変え、支えた一人として歴史に名を残してくれるでしょう。
何度言っても足りませんが、ハルクほーがん、有難う。

 

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